靴を飛ばして天気予報。小さいころ、誰もが一度くらいはやったことがあるのではないだろうか。そういう僕もよくやった覚えがあるのだけれども、肝心の結果についてはあまり覚えていない。はたしてあれは当たったのか、外れたのか。それよりも、調子に乗って思いっきり飛ばしたところあらぬ方向(田んぼ、お友達の顔、等)に靴が飛んでいってしまう、といったトラブルばかりが記憶に残っている。
ということで信憑性のほどはあまり定かではないのだが、少しでも可能性のあるものは利用しよう。今回は靴飛ばし天気予報の原理を利用して、雨が降るように仕向けてみたい。靴を飛ばして裏が出れば雨だ。要は、裏を出せばいいわけだ。
何度か飛ばしてみたのだが、なかなか裏は出ない。靴の形状を考えれば表向きが一番安定するわけだから、当然といえば当然か。こうなったら裏が出るまでやるしかない。バルコニーから靴が飛び出ないよう、恐る恐る飛ばし続ける。長期戦になるかと思われたが、意外と早く、10回ちょっと飛ばしたところで裏が出た。「これは大しけになるぞ…」。うす曇の空を見ながら、眉をしかめた。
| | 裏を出すこと以上に、飛ばしているところの写真を撮るのに苦労した。 | 撮影角度のせいか横向きに見えるが、確かに裏。 |
今日の結果 … 夕方ちょっと小雨
やった。久しぶりに降った。
たまたま外にいなければ気づかなかっただろう、という程度の小雨だったが、まあ順当な結果だと思う。裏を1回出すまでにあれだけ何度も表が出ていたのだから。ちょっと降っただけでもありがたいと思おう。
今考えたら、靴の表に重りでも仕込んで、かならず裏が出るようにすればよかったのではないか。そうすれば一発で裏が出るので、もっとたくさん降ってくれたのでは。ついでに重りをつけたままでかければ足腰も鍛えられる。残念ながら今回は後の祭りだが、次回からそうやるようにしたい。
( 2007/05/28 02:00:00 )
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