こんにちは。正月太り、水分部です。


さて、今日の食品は「めし」です。「めし」というと、食事のことを呼んだりしますが（ex.メシ食った？）今回は白いご飯のことなんですね。

水分部のバイブル、食品標準成分表には白いご飯は「めし」と記されています。なんで「ご飯」じゃダメかというと、成分表には普通のご飯だけじゃなく、炊く前のお米、おかゆ、おもゆ などについても成分が記されているため、区別するために めし と表記されているみたいなんです。

めし という言葉がオフィシャルであるという食品成分表の世界。なんだかいい感じがしますね。

さて、肝心の水分です。いってみましょう。

穀類/こめ/[水稲めし]/精白米 水分 60.0%

そうなんです、白いご飯でさえ60%は水分なんですよ。水分なんですよ、皆さん。

ダイエットの敵としてさわがれるご飯。半分以上が水。でも太る。遠くから祭りのお囃子が聞こえるような、静かな事実です。

ちなみにパンと うどん はこんな感じ。

穀類/こむぎ/[パン類]/食パン　38%
穀類/こむぎ/[うどん・そうめん類]/うどん/ゆで 75%

しっとりしているのにパンは思いのほか少なく、うどんはご飯以上に水です。だからどうしようとか、だからどうだとかいうことは決してなく、思い思いにこの水分率を受け止めていただければ幸いです。ああ、うどんを搾ると半分以下になるのかあ……。なんだか気持ちもしっとりしてきませんか。

それにしても食パンの水分率の低さは頼もしいですね。明日は水分部にいただいたメールをご紹介しながら、カステラの水分を見ていくことにしましょう。


なお、ご紹介したすべての水分率は「食品成分データベース」で検索した結果です。
明日も、スイブーンブーンブーン！ ( 2007/01/04 16:00:00 )