巻き貝を食べるときに、中身を引き抜こうとすると、途中で切れてしまう。 一番おいしい、あの黒いところを食べることができないし、さらにその奥に何があるかも気になる。
「一番おいしい」と書いたが、実際に一番おいしいのかどうか、あの部分をきちんと食べきったことがないのでわからない。 もしかすると、ぷつんと途切れて少ししか食べられないから、おいしく感じるだけなのかもしれない。
しかし、だとすると途中でちぎれてしまう理由がうまく説明できない。 動物の体の仕組みには必ず理由があるはずだ。 やはり、あの奥にきわめておいしい部分が存在し、それを他の動物に食べられてしまうのを防ぐために、ぷちんと切れてしまうに仕組みになっているに違いない、と思うのだ。
意外にも夜の居酒屋で、生命の神秘に翻弄される我々であった。
ちなみにこれは、魚介部ではない。 ( 2007/01/04 00:00:00 )
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