昔撮った親の写真が今の自分に似ていると感じることがありますが、同じような服装で同じような風合いの写真を撮ったらもっと似てくるのではないでしょうか。ライターの林さんが昭和っぽい写真加工をして実証する記事がありました。

林さんが編み出した昭和っぽい写真を撮るメソッドを使った写真がこちらです。すべてお台場で撮った写真とのこと。

古くなったカラー写真の特徴として林さんが挙げているものは、「赤が鈍い色に」「全体に青かったり黄色かったり」「フチ+日付がある」「ざらついている」の4点。全体的に彩度が低いそうです。

林さんはまた「むかしの人はみなポーズを決めている」と、被写体にも言及しています。タイトな服を古着屋で購入し、髪もまとめています。

このメソッドを使って写真を撮ると、どんな場面でも昭和っぽくなると林さん。ただ走り回っているだけの子どもも、昭和の子どもになると説明しています。

昭和っぽさの特徴である「ポーズ」ですが、記事では撮り直しのきかないフィルムでの一発勝負だからこそではないかと推測しています。昭和の人々の堂々とした姿に大人の威容を感じると記事は締めくくられています。