黄昏迄 (by 血に飢えた仔羊) さだまさし氏の曲名を、雰囲気がぴったりなので題名に持ってきました。他に思い浮かぶ曲名としては「夕凪」(さだまさし)「誰もいない海」(トワ・エ・モア)「想い出の渚」(ザ・ワイルドワンズ)でしょうか。何れも寂しい曲ですのと、それらの曲通りの雰囲気の海ですが。荒れている様に見えて静かな海は、名残の引き潮が鏡の様に、夕映えの茜空を映えさせます。その水面が、心の奥底を見透かし映し出している様な気恥ずかしさが、寂然寂寥とする秋の海には潜んでいます。