新潟に1時間だけいるまで
越後関川の「大したもん蛇まつり」を取材する予定だったのだ。
ふつう、大蛇とか竜神が練り歩く祭りというと、こういう顔(3つ目の写真)なのだが、ここのは妙にかわいい。セサミストリートに出てきてもおかしくない。
バスに乗る。まだ元気
8月30日23時30分。池袋から新潟行きの夜行バスに乗る。夜行バスに興奮して眠れず、車窓の写真を撮ったりして過ごす。
となりの若者もずっとMDいじったり、まんがを読んだりしている。パソコンでメールを見るが、ウイルスメールばっかりで読みたいメールを受信できない。しかたないので、ウイルスメール削除の警告メールを熟読する。おもしろくない。
まっくらなバス。車窓から見える家の明かりのしたではきっと知らない家族が桃とか食べているのだろうか、ああ桃くいてえ。
3時すぎ。汗をかく
3時過ぎ。気分が悪くなってくる。脂汗が止まらなくなる。頬に水があたるので、バスのクーラーの水がたれてきたのかと思ったら僕の額から流れた汗だった。
バスのトイレで顔を見たら黄色かった。僕はもともと顔が赤っぽいので具合が悪くなると顔が青くならずに黄色くなるのだ。写真を撮っておけばよかった。
5時。へんなひとに怒鳴られる
5時。新潟のバスセンターに到着。ここにはイタリアンといやきそばにトマトソースをかけたものを出す店があるのだが、当然こんな時間では営業していない。
歩けないので真っ暗なバスセンターのベンチで横になる。となりのベンチで寝ていたおっさんが怒鳴り始めた。ゴミを捨てている人の音がうるさいというのだ。
面倒な人の横になってしまった。とりあえずタクシーに乗って新潟駅に向かう(タクシーに乗るような距離ではありません)。
|