当サイトのウェブマスター、林雄司。おもしろサイトの創立者にも関わらず、意外にもこれまでの生涯で一度もほっこりしたことがないという。
上の写真はこれまでの記事で登場した林さん。おもしろ写真ながら、よくよく見ると表情はどれも硬い。
楽しいサイト運営の陰に潜む、凍てついた心。すっかり冷たくなった林さんを解きほぐし、生まれ初めてのほっこりを味わってもらいたい。
林さんという凍土にほっこりの風を吹かせたい ほっこり未経験の林さん。先日もフェイスブックでこんな発言をしていた。
根が深い。経験がないのではなく、ほっこり受容体がないと言っている。寂しい話じゃないか。世の中にそんな人間がいてよいものだろうか。
よいはずがない。林さんの心に眠るほっこり器官を目覚めさせたい。
林さんをほっこりさせるべく、やってきたのは編集部のあるニフティ本社。この新宿オフィスに、心を震わせる林さんがいる。
ほっこりすることは、決して怖いことじゃない。一度ドアを開けてしまえば、そこにはあったかいほっこりの世界が待っているはずだ。
今回はいくつかほっこりアイテムを持参してきた。それらを使って林さんにほっこりの味わいを伝えたい。心の扉を解き放ちたい。
そこにいたのは、ぬいぐるみを抱いた笑顔の林さんだ。
話が違う。ほっこりしたことなかったんじゃないのか。
何のためかはわからないが、乾いた心は演出だったのか。確かに苗字からすると「森」に勝るとも劣らないほっこり度の「林」。生まれながらのほっこり姓だ。
しかし、本当だろうか。林さんは心からほっこりしているのだろうか。本ほっこりかどうかを確認するために、持参したほっこりアイテムを使ってみよう。
細かいこだわりのほっこり観まで披露し始めた林さん。どうやら私が追いつけない速度でほっこりしているように見える。
指相撲をしているうちに疑念は解けて、私までほっこりした気持ちになってきた。ほっこりさせるつもりが、ほっこりさせられたのだ。
普段はウェブマスターとしての厳しさをあえて表に出している林さん。しかし、その心根はホッカホカなのだ。
人は誰でもほっこりできる
確かにハードなビジネスシーンでは、ほっこりしている隙などないかもしれない。でも、本当は誰の心にもほっこりのタネはあるはず。林さんが教えてくれたのは、きっとそういうことなのだと思う。