モノ系
身近なモノを被写体にした作品。手の届く範囲にあるモノを使えばいいので手軽だし、自分が愛着持ってるモノがアニメの主人公になるのは、なんだか嬉しいですよね。
手近にあったモノで作った典型例。こういうちょっとしたストーリーもアニメになってみると妙に楽しい(tellalie/変身 )
札束はモノ自体にインパクトがあるので単純な動きでも派手なアニメに(tellalie/マネー )
こちらは洗濯ばさみを使ったシリーズ物(パスタクルス・ピッツァーノ/懐いた洗濯ハサミ )
なお、このシリーズには「目指せGIFアニメ界のジムジャームッシュ!岡本太郎でも良いな。」とのコメントがついており(パスタクルス・ピッツァーノ/fall )
審査会にて「ジム・ジャームッシュってこんな作風だっけ?」(パスタクルス・ピッツァーノ/疾走 )
「そもそも『ジム・ジャームッシュか岡本太郎』って組み合わせ変だろう」と物議を醸した(パスタクルス・ピッツァーノ/花火 )
一方でこういうクールなのも男子っぽくてよい(seiichirou/かにクレーン )
キューピーもかわいいですが、飛び出す前のチューブのふくれっぷりがすごいぞ(sho /マルチアングル )
秀逸なのがこのシリーズ。無表情なぬいぐるみながらも(たまごいろ/ひよこボウリング劇場 [整列2] )
動かし方が丁寧で、顔が動かなくても体の角度みたいなちょっとした部分から、キャラクターの気持ちが見えてくるよう(たまごいろ/ひよこボウリング劇場 [運命] )
とにかく手軽なのがいいし、目をつけたりたくさん集めてみたりして一工夫してみるとまた違った味わいもでる。
あえてポイントを挙げるなら、動きの細かさ。コマ撮りってけっこう面倒なんだけど、モノの気持ちになって細かい動きに凝ってみたり、単純にコマ数を増やして動きを滑らかにするだけでも、かなり完成度が変わってくるなーと感じました。