猫だまり その2「富岡八幡宮そばの遊歩道」
昭和らしさを鑑賞したところで、次の猫だまりを訪ねよう。 門前仲町の富岡八幡宮のちかくにある遊歩道には、怖い顔をした猫がたくさんいる。
怖い顔をしているが人には馴れている。なんというか、みんな老成した雰囲気を放っている。
若くてキャッキャしてる猫もいいけど、こういう猫も渋くて好きだ。何よりかつらをかぶせやすいし。
この迷惑そうな顔がたまらない。立ち去ろうとしないのでそんなに嫌ではないと思うのだけど、心底けだるそうで、むしろ「人間ってバカだな…」と言われているようでもあり、しびれる。
猫だまり その3「谷中霊園」
次の猫だまりは有名どころの谷中霊園。東京近辺の方々の間では、谷中といえば猫というイメージがあると思う。
ざっと歩いただけではなかなか見つからないが、よく見るとお墓の間を縫ってちょろちょろと小動物が行き来している。
写真を撮っていたトラ猫が穴を掘っておしっこをし出した。罰当たりにも程があるけど、まあ、猫だからな。
さて、どの猫をイメチェンさせようか。