亀山ハイ

カメヤマロウソクのすごさに圧倒されるも、亀山工場への思いはとどまるところを知らない。
「亀山工場」の文字を見つけると気分が高まる。
よく考えるとただの工場の名前なのだけれど、見つけると妙にうれしい。
なにがこんなにうれしいのか。

企画段階では、「亀山工場」と書かれた看板の写真をずらっと並べて、「こんなにありますよ〜」とささっと1ページにまとめた記事にするつもりだったのだが、いつのまにか亀山工場探しが楽しくなってしまっている。
よくわからないけど、なんでも探して見つけられるとそれだけで楽しいようだ。

工業団地へ

冒頭で紹介したシャープの亀山工場は、三重県がクリスタルバレー構想という、なんとも近未来な名前がついた政策で開発した工業団地に誘致したものだ。
この工業団地には他にも大きな工場があるのでみて見よう。

広大な土地

その工業団地は、亀山市の市街地から少し離れている。
山を切り開いたといわんばかりの敷地は、ものすごく広い。
周囲が広い＆工場がでかいので、自分が小さくなったように感じる。

巨大亀山工場

そして当然この工業団地にも亀山工場はある。
しかも、どれも巨大である。
からだ全体で亀山工場を受け止めることができる貴重なスポットだ。

むしろ亀山工場じゃない方が気になる

しかし、亀山工場ばかりが周囲にあると、そうでない方が気にかかりはじめる。
最初のうちは亀山営業所など、「亀山工場」じゃないのを見ると悲しい気持ちになっていたはずが、逆にいまでは同情の念を持ち始めている。

たとえば○○工業の亀山工場に勤めているお父さんだったら、家族団らん中にアクオスのCMが流れたときに、「俺の職場だって亀山工場だぞ」と冗談を言えるが、亀山事業所とか、三重工場だと、それが言えない。
だから、どうせだったら亀山工場の方がいいのに、というのが、この同情の所以である。