爆発した

ここから先はあまりの出来事に写真を撮影していなかったので再現写真でお送りするが、100V電源が爆発してしまったのだ。

ちがう線を切った

壁の電源コンセントからリレーに繋ぐ電線を作ろうと、適当に買った電源コードを加工するつもりだった。
コードをペンチで切って…と思い、ペンチを持つ手に力を入れたところ

スパーク

その瞬間、ちょっと身じろぐほどの光が目の前に広がり、手に痛みを感じた。
間違えて、加工用の電源コードではなく、いままさに使用中の半田ごてのコードを切ってしまったのだ。
ペンチの刃がコードに達した瞬間に、流れている電流がペンチを通してショートしてしまった。
ズボッという鈍い音とともに閃光が走り、部屋のブレーカーが落ちた。

気をつけましょう

設計の段階で「本当は回路の途中にヒューズを入れた方がいいんだろうな、でもまあいいや」などと思っていたが、それとは全然関係ないところで危険な目にあってしまった。
電気を使う作業は危険が伴うので十分注意しなければ。

気を取り直して

明るい冷蔵庫がほしいと思っていたら、その前にものすごい明かりを見てしまった。
あまりの衝撃（精神的な）の結果、思わず爆発メイクをするという行動をなんの必要もないのにとってしまったが、気を取り直して作業を進めなければ。

できそうな気がする

テスターを使って確認をしたところ、僕の思ったとおりの動作をしていることがわかった。
思わぬハプニングはあったが、なんとかうまくいきそうな気がする。

照明器具を冷蔵庫へ

いよいよ肝心の照明器具を冷蔵庫へ設置する段になった。
ふだん家の中で記事の撮影をする時に照明として使っている60W相当の蛍光灯を2台、冷蔵庫の中に入れよう。
本当はもう2台あるのだが、それを入れると冷蔵庫の中に他にものが入らなくなってしまうので、2灯にとどめた。

ドライアイスも買っちゃおうか

「冷蔵庫の扉を開けると、びかーっとまぶしい光に照らされ、冷気までもが輝きを帯びて漂う」というのが僕の思い描く富豪の冷蔵庫なので、それを演出するためにドライアイスを入手したい。
そう思って仕事帰りにアイスクリーム屋さんに寄って、テイクアウトをした。
保冷用のドライアイスが目的である。
アイスクリームを買って帰るというのは、かなり幸せな人のする行為だ。
家で家族が待っているにちがいない状況である、どう考えても。
冨と幸福の象徴としての明るい冷蔵庫を求めた結果、擬似的にではあるが幸せな家庭のパパの気分をも味わうことができた。
超ラッキーである。