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はっけんの水曜日
 
冷蔵庫を明るくしたい

設計図

まぶしいほど明るい冷蔵庫なんてもちろん市販されていない。
だったら作ろう、ということで設計図を書いた。


これでうまくゆくんじゃないか

小中学生の頃にラジオを組み立てたり電気製品を分解したりしてはいたが、何もないところから部品を組み立てて道具を作るのは初めてだ。
そんな状態で「明るい冷蔵庫」という実像の見えない物に挑戦するのだから、新しい領域に足を踏み入れる興奮で心は躍る。

ざざっと部品を選んで購入

ドアにスイッチをつけて

冷蔵庫ランプのすばらしさは、開けたら灯るという機構の巧妙さに尽きると思う。
そのため明るい冷蔵庫装置も扉にスイッチをつけて、開いた時だけ点灯するようにしたい。

当初は冷蔵庫についているドアスイッチから電源を引っ張ろうかと思ったが、それだと失敗して冷蔵庫を壊してしまう可能性があるので、スイッチ部分から作ることにした。


リレーを用意した

重要なパーツの組立

冷蔵庫を明るく灯すには、明るい電球を使用しなければならない。
そのためには、電池の電力ではなく、コンセントから流れる100Vの交流電源が必要だ。
100Vの電流を冷蔵庫の扉につけたスイッチで操作するのはさすがに乱暴なので、弱い電流をオン・オフすることで大きな電流をオン・オフできる部品、リレーというのを使うことにした。


久しぶりに抵抗とか半田付けした

まるで知っているかのように説明したが、実際は「たぶんそういう感じで作るんだろうな」というあやふやな知識で作業している。

だいたい組み上がった

スイッチ部を

続いてもうひとつの重要部品であるスイッチを制作する。
スイッチを押し込んでいる時は電気が流れず、離すと通電するタイプのマイクロスイッチを選び、電池とリレーの間に繋いだ。
これを冷蔵庫のドアの手頃な場所に設置すればAC100Vに繋いだ電球をびかっと光らせることができるはずである。


順調に組み上がってゆく

大変なことが起こった

スイッチ部の組み付けも終わり、あとは電球を光らせるためのAC電源をリレーにつなげられるようにするだけである。
わりとサクサク進んでいるな、と思っていたところ、大惨事が起こったのである。


このあたりまでは鼻歌まじりであった

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