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ちしきの金曜日
 
B級グルメ大会の出場者に密着

大会1ヶ月前、街で焼焼売が目立ち始める

なんとなく西川口で「焼焼売」のノボリをあちこちで見かけるようになってきた。


 
 

これは、異味香のプロモーション努力か、それとも僕が気にするようになったからか。僕としてはノボリを見る度に前回異味香に行ったときの山田さんの熱弁を思い出してビクッとなる。


街が山田さんの熱意に浸食されて行くようで恐い

おそば屋さんの焼焼売

せっかくだから、異味香以外で焼焼売を出している店も見てみたい。入ってみたのはおそば屋さんの「二幸」。


ワサビでいただく焼焼売

鶏肉で作ったさっぱりとした焼焼売。うまい。そばのサイドメニューとしてすごく合っていると思う。


これは、ジャコ天そば

焼売だけ食べて帰るわけにもいかないので、「ジャコ天そば」も注文。これもすごくうまい。なんだ、うちの近所にこんなに良いそば屋があったのか…

 

串焼き屋さんの焼焼売

串焼き屋「じゃんじゃん」では、焼焼売も串に刺さったのがでてくる。


タン入り焼焼売

焼焼売とは別に「串焼き5本セット」を頼んだら、串焼きが時間差で6本来た。サービスか?と思ったがどうやら単純に数え間違いの様子である。

ここもいい店だ。また来て5本セット注文しよう。

 

決起集会

決起集会の前日、山田さんから電話がかかってきた。明日、決起集会ですからね、忘れてないですよね、来て下さいね、という用件だった。大丈夫ですよ、行きますよ。

当日行ってみると、お店がギュウギュウになるほどの大宴会。


お店の常連さんたち
遅れていったので座るところない

さあさあ、斎藤さんもガンガン飲んで下さいね、ということでビール

そして焼焼売

この焼焼売、次から次へとでてくる。みんなが食べるのに追いつかないくらいだ。なぜこんなに焼焼売ばかりたくさん出てくるのか。

それは、この宴会が決起集会と同時に「大会に向けての焼焼売の焼き方練習」の場でもあるから。


厨房は真剣なムード
ふだんあまり料理をしなさそうな男性もがんばる

B級グルメ大会では6000個以上の焼焼売を提供しなければならない。この数は、山田さんだけで対応はできず、「異味香の常連さん」を中心としたメンバーが当日のスタッフとして動く。その数は約30名。この働きはボランティアで、つまりこの宴会が異味香のオゴリであるのはそういうわけである。


喰うだけ喰ってこの提案は断ったおれ

イベント屋台での調理オペレーションは意外と重要だそうだ。下手をすると「長い間待たされたあげくに何も買えなかった」ということになりかねない(参考→当サイト去年の埼玉県B級グルメ大会の記事)。味の評価にもつながるし、最悪の場合、用意しておいた大量の焼売を店側の不手際でさばききれない、という事態もあり得る。

みんな、思う存分飲み食いすると同時に、細かくマニュアル化された焼きの工程をみっちり指導されていた。


カメラを向けたら「絶対優勝するぞ!」の表情を作ってくれた

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