アイスコーヒーを飲み干し、店を出る時に厨房からコックさんが出てきた。勇気を出して、もう一度聞けっ!
僕「すみません、昔、うどん餃子出してませんでしたか?」
コックさん「あぁ、出してた出してた」
おぉ!ホントにあったんだ!!もう存在からして疑い始めてたよ。
僕「おぉ!美味しいんですか、うどん餃子は!?」
コックさん「うん、美味しかったよ。うどん次第でかなり左右されるけどね(ニヤッ)」
僕「今は、やってらっしゃらないんですか?」
コックさん「そうだね、どちらかというとお酒のツマミに向いてるメニューだからウチではあんまり出なくて。あと、仕込みが面倒だったからさ」
僕「そうなんですか。コックさんは昔からうどん餃子食べてたんですか?」
コックさん「いやいやいや、僕も食べた事無かったんだけどインターネットで流行ってるって知って、じゃあやってみようかって」
インターネット!!!
高槻で根付いてたという、うどん餃子をインターネット経由で高槻市民が作り始める。遠回りなのかこれも地元のネットワークなのか。果たして高槻である必要はあるのだろうか。
なんだか都市伝説みたいだぞ、うどん餃子。
コックさん「そういえば、その辺りの店がうどん餃子始めてたよ」
おぼろげな情報がまた繋がった。知れば知るほどに姿が見えなくなるうどん餃子。今度こそ食べられるのだろうか。 |