7.イナリ石
五穀を司る倉稲魂を祀った石で各種産業の守護神といわれ、おにぎりの形をなしている所からイナリ石といわれている。
木々の向こうにでかいのが見える
遠く、木と木の間(本来なら空などが見える部分)から覗いて見える超弩級サイズの巨石にゾクッとさせられる。
9.屏風石
小さな石の後ろにそびえ立ち、まるで屏風のような形をしていることから名付けられている。 高さ 三十三尺(9.69m) 幅 三十三尺(10m)
遠くから見て「でかいぞ!」と思った石に近づいていき、見上げるのが楽しい。
カメラについて。 巨石パークに来るなら、レンズはできるだけ広角を用意した方がいい。今回私は24mm相当(35mm換算で)のズームレンズ1本しか持って行かなかったため、広角側に不足を感じる場面が多々あった。
続く巨石は、突き出した崖っぷちにあった。
8.誕生石
この石から、すべての動物が生まれ、子孫繁栄、夫婦和合、腹ごみの神様といわれている。
巨石パークのシンボル的存在
その次は、巨石パークの象徴とも言える巨石。 パンフレットなどにはたいてい、この石の写真が使われている。その名も烏帽子石。
10.烏帽子石
平安時代の貴族がかぶった帽子に似ていることから名付けられた石で烏帽子の形をなしており、高さ二十五尺(約7.57m)下部は、洞窟をなしている。
遺跡のよう
次の巨石には最も驚かされた。
ものすごく直線的で、切り出したように四角い。 まるで人工物のようだ。
これが自然の力でできたとは。 妄想ふくらむ。
11.御座石
神様がこの山頂から佐賀平野を眺められた時、お座りになったことから名付けられた石でゴザに似ている事から呼ばれている。 長さ三十三尺(約10m)、幅十一尺(約3.33m)の長方形をなしている。 上部は、平面で板敷きのようになっていて何十人でも座ることができ、悟りを開くための場所であるともいわれている。
暖かい風が吹いてくる
次の巨石は標識に従って進み、これが巨石ですという説明看板もみつけたものの、肝心の巨石がどれかハッキリとはわからなかった。
もしかすると自分が立ってる場所が巨石の上なのかもしれない。
12.天神石
天神とは本来、菅原道真公を祀った天満宮を言うが、ここでは菅原道真公にあやかって学問の神様といわれている。
ここに居ると時々、妙に暖かい風が吹いて来た。
日に当たって温められた空気が風で運ばれてくるんだろう。