チェックポイント4 カメ
カメは神田川で最も普通に見られる生き物だ。 あちらこちらで甲羅干しをしている。
特にこの流域では岩が多く、ほぼ全域にわたっていくらでも見ることができる。
カメのように人気の高い生き物でも、密度が高くなりすぎると気持ち悪い、ということが判明した。
チェックポイント5 雑草
すでに何だかわからなくなってきたチェックポイントの趣旨だが、続けたい。
この雑草は、土嚢の上に生えている。
神田川は東京に豪雨があると、真っ先に氾濫する川である。 この近辺でも、僕が物心つくかつかないかまで、たまに氾濫することがあったらしい。 最近でも豪雨があれば、わりと河岸すれすれまで流量が増している。 このときの神田川には純粋に興奮を覚える。
最近めっきり氾濫しないせいで、土嚢はやぶれて雑草が生えているが、2年前ぐらいの豪雨のとき、神田川沿いの実家マンションで、地下駐車場に水があふれて浸水し、僕の車の修理代に20万円かかったのを忘れてはいない。
油断は禁物である。
6.分水路
コースは後半、「江戸川公園」という河畔の公園に達し、ゴールになる。 ここではシート敷いての花見もできるし、座れるところも多いから、お弁当を食べるのにちょうどいい。
今日のゴール、江戸川橋。 ここには水が別れていく分水路がある。
今日のスタート地点近くにもかっこいい分水路があって、どうなっているのか非常に気になる。
ここはライター三土さんの専門分野だ。過去に神田川の洞窟のなぞ、、という素晴らしい記事がある。三土さんの記事にまた新たな展開があることを望みたいところだ。
結論
以上、僕が実は結構大好きな神田川について書いてみたが、この季節以外に来ても、陰気な写真しか撮れない神田川の底知れぬ魅力に、改めて驚かされた。 日曜日、予定が空いていればぜひ来てみるといいと思う。 たぶん散り際で、水面がシャッターチャンスになっている、はずです。