パソコン風鏡を作る
携帯電話からスマートフォンと着実に画面は大きくなったけれど、もっと大きな画面で自分を見たい、と思ってしまった。小さいと分からないことが大きくすることで分かるかもしれない。まさか、そんなところにご飯粒が付いていたとはな…などの発見があるかもしれないのだ。
どうみても仕事中だ。 しかし、実際は自分の顔をただ見ているだけ。やっぱり誰にも気づかれずに自分の顔を確認できるのだ。大きいので見やすいのもポイントだ。一見IT戦士、しかしその実態は目ヤニを気にする人なのだ。
パソコン風鏡の製作秘話
このパソコン風鏡を作るにはノートパソコンが必要だ。 画面に直接鏡を貼り付けるので、もう使うことがないパソコンを使う方がいいだろう。日常的に使っているパソコンで作ってもいいが、2度とパソコンとしては使えなくなってしまう。そんな勇気は僕にはない。
家に壊れたノートパソコンがあればいいが、無い場合は買い求める必要がある。しかし新品は高い。それに新品を買っても鏡として使うので非常にもったいない。そこで、注目したのがジャンク品だ。そもそも立ち上がらない可能性さえあるジャンク品だけれど、鏡としては最適だと思う。
ジャンク品だから安いと思ったけれど、意外と高くて驚いた。 鏡として使うのに2500円は高い。もっと「なんかお腹ゆるいな〜」と思って飲む整腸薬感覚で買えるパソコンは無いものだろうか。
結局、知り合いの知り合いから壊れたノートパソコンをもらった。知り合いの知り合いは僕にとっては知らない人だ。
でも、知り合い経由で下さい、と懇願したらくれた。 携帯電話のモックといい、人から貰ってばかりだ。出来上がったら返そうかな(きっといらないだろうけれど)。
本当は一枚の鏡にしたいのだけれど、それは高かったのでダイソーで数枚鏡を買って来て、それを張り合わせることにした。はみ出る部分は僕がガラスカッターでカットした。何度も書いているけれど鏡のカットは大変だった。僕が何かの日本代表になるくらいに難しい。
オシャレも実現!
こうしてできたのがパソコン風鏡だ。 大きいのがポイントだ。小さい鏡と違い全体を見ることができる。唯一の問題点としては重いことだろうか。100グラム1260円の松坂牛なら25200円分になる。お腹がはち切れる程に松坂牛を食べることができる。
重い点は目をつぶろう。 大きいという最大の利点があるのでチャラだと思い込むことにした。それに街中でパソコンを立ち上げるのはオシャレだと僕は思っている。さりげなく目ヤニを取り除けるだけでなく、オシャレも実現することができたのだ。