そこで、大規模な水力発電所ではすぐ下流に小さなダムを造って、その貯水池で流量の増減を吸収し、下流には一定量を放流する「逆調整」という運用が行われている。
つまり、世の中の情勢や株価などによって刻々と変化する社長の要求を黙って受け止め、巧みなスケジューリングと役割分担で部下には無理をかけずに業務を遂行してしまう人望の厚い中間管理職、のような仕事ぶり。背中で物を語るタイプと言える。
ここではそんな、水を受け止めるだけでなく水の変化まで受け止めてしまう逆調整用ダムを紹介したい。おそらく、彼らが毎日数万のアクセスがあるサイトで紹介されるのは、これが最初で最後だろう。 |