恥ずかしさは予想外の方向から

次はバットに入れる、少年ネギカバーだ。ネギを入れる前の自信満々のポーズが今見ると恥ずかしい。実用性はどうだろうか。

いざっ、とネギを入れるも、入りきらない。長さは充分だが、太さの面で収まりきらない。うわっ、失敗した。あぁ、閉まらないのに蓋が付いている事が恥ずかしい。

「ねぇ、閉まらないのに何で鍵持ってるの？」って言われたら「うるさいうるさい！」とごまかすことしか出来ないだろう。この時点で恥ずかしさ300はありそうだ。

すべてがダメだ

たとえバットの先から緑の部分が出ていようと、付いている蓋が閉まらなかろうと、持ち運んでみたら意外と恥ずかしくなかったりするかも知れない。そう思って買い物袋に入れてみた。これはダメだ、これは確実に恥ずかしい。

「買い物袋から出ている青いネギが恥ずかしい」という多くの共感を得られそうな話から始まったのに、「買い物袋から出ている青いバットの先で飛び出す青いネギが恥ずかしい」という、全くどこからも共感が得られなさそうな話になってしまった。

恥ずかしい上に、なんだか寂しい。分かってくれる人が欲しい。青いバットと青いネギで、同じ青なのに、色の違いがが恥ずかしいんだよね！！とか言って盛り上がりたい。恥ずかしさレベル460

念のため、すら出来ず

確実な、失敗。その失敗をした上でも、やはり同じ条件はクリアしておかなければならないだろう。と、思い、バットでも鷲づかみを試してみようとした。

が、鷲づかみにして歩き出そうとした時点で、恥ずかしさよりもしちゃいけないことしてる感じで色々と危険ですぐにやめた。バットはネギを入れるのには向いていない。

フランスパンではかなりいい線行った様に思ったのだが、問題は携帯性と保存性か。ネギにカバー付けるだけだろうと簡単に考えていたが意外と難しい。無念な思いを胸に、すべてをカメラの三脚カバーに入れて帰った。