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ちしきの金曜日
 
ワークショップコレクションで自分を見つめ直す

今世紀マシトミン〜筋肉元締の最後?!〜

これが僕が今回、最後に参加したワークショップになった。これに気を取られていて、リリーフランキーも明和電気も見るタイミングを逃してしまったのだ。まあどんなものか見て下さい。


ワー面白そう…

凝った作りのポスターに誘われて部屋に入る。そしたら


パンツ一丁の男が踊っていた

何これ

会場に向かってアピール(ここでお母さんたちの悲鳴)
増えて会場はさらにヒートアップ

このワークショップはヒーローショーのような形式になっている。
敵が半裸の男たち(筋肉で世界を征服しようとする筋肉元締)、ヒーローが赤い全身タイツの人(科学技術で筋肉元締と戦うマシトミン)、ということらしい。


ワークショップ終了後に話を聴こうとしたら、この人たち急にシュンとし出しました

悪の筋肉元締(筋肉元締ってなんだろう)を倒すために、会場のみんなも手伝って!という流れだ。ピッチングマシーンを改造したような機械に銀色のボールを入れ、ステージ上の男にぶつける。


後ろ姿でもわかる子供のワクワク感
暴力的な快感

真面目に原理を説明してくれた

ここは、この仕組を応用し、「リアルシューティングゲーム」を作り、子供たちには参加だけしてもらおうというワークショップなんだそうだ。

技術的背景をワークショップの中で全然語らないのが粋だ。かっこいい。そのかわり全然勉強にならないけれど。


銀のボールがヒットする度に腰につけた体力メーターが減ってゆく(今は満タン)

筋肉元締は最終形態に変化、それを子供たちが一斉にゴムボールをぶつけて倒す、というフィナーレ

最終形態では、もう腰の体力メーター関係ないし、投げているのも普通のゴムボールで、全然技術関係ない。しかし、今まで参加したどのワークショップよりも子供たちが盛り上がっていた(そしてお母さんたちも)。

ワークショップコレクション、数が多くてほんの一部しか紹介出来なかった。しかし、どの会場でももれなく子供たちは大フィーバーしていた。

大人だって楽しい。ワークショップに参加してみると、自分の中からひょっこり意外な物が出てくるのだ(ねちっこい手紙とかバベルの塔とかだが)。

今回は、肉親に見せなくても良いところを見せてしまったのが、ちょっと誤算ではあったのだが。

あ、筋肉元締のやつは自分を見つめ直すとか関係なかったです

取材協力:ワークショップコレクション7


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