普通のコピー用紙で遊ぶ
続いて入ってみたのがこちら。「A4コピー用紙の造形研究会」。ありふれた素材を使って、色々遊んだり考えたりしよう、というワークショップだ。
上手くやろうとしないでいいです
主催者の説明を聞く。
…説明を聞いて苦しくなる。これ、一見優しいことを言っているように聞こえるが、物凄く難しいパターンだじゃないか。
真っ白な紙を目の前に手が止まった。
しかし、周りの子供たちはどんどん進んでいる。それを見たらちょっと嫌な汗が出てきた。遠目から見ても挙動不審だったのだろう、ワークショップのお兄さんがアドバイスに来てくれた。
「いやあ、全然出来ないんですよ、難しいですね。これ」 「ウフフフ…それはきっと何か良いものを作ろうとしているからじゃないですかね…何でも良いんですよ?」
お兄さんの成果物を観る。こういうの良く見たことある。つまんない飲み会で、手元の箸袋を何となくいじくり回したときに出来るやつと同じものだ。このくらいハードルを下げてもらえると作りやすくなってくる。 ようやく手が動きだし、A4用紙を5枚使った巨大建造物が出来上がった。