育った、というか、乾いた
さて、一滴だけ垂らした液体肥料は育っているのだろうか。
一度育った液肥は知らない間に乾いて固体にはなっているが、育った、とは言えないか。ハイポネックスも同じような状況。何が悪かったのか、量か、量が足りなかったのか。
液肥の量を増やして再度成長を待つ。育ってくれよ!
やはり育った
これで育ってなければ、ちょっとよく分からないですね。みたいな顔して無かった事にしようと思いながら見てみると、えらく状況が変わっていた。
高温のトレイの左側が凄い事に。モコモコとふくらみ、自由に動き回っている。なんじゃこりゃ、あぁ、やっぱり液肥は育つんだ、育つんだ!
液体肥料は見た事のない質感、形に育っていて、少し気持ち悪い、が、自分が育てたとなると少し印象が変わる。気持ち悪いけど、可愛い。これがキモカワイイ、か。
素材によっても成長の仕方が変わっていて、面白い。個人的には菌っぽく、自由に動いてる感じのするティッシュが好きだ。
ハイポネックスは育たないようだ
やはり液肥は育てられる!と、勢いづいたが、ハイポネックスは思わしくない。
乾いてはいるが育ってはいない、残念だ。と、思ったが、液体が乾いたらこうなるのが普通か。勝手に残念がられてもハイポネックスも迷惑か。
と、言う事で液体肥料はどんな物でも良いわけでは無いようだ。 ハイポネックスの検証はこれで終えようと思う。
ポイント:液体肥料は何でもいいわけじゃない
温度による違いも現れる
ちゃんと育ち始めた液体肥料、高温以外の物はどうだろうか。何か違いがあるのかな、とワクワクしながら見てみる。
が、常温の物はまだ液体で育っていなかった。高温の方が育つ のが早いようだ。ある程度、予想通りか。常温でこれなので低温はダメだろうと思うも確認してみる。
期待せずに見てみると、一部は結晶化し、成長の跡が見られるようになっている。成長には温度が高い方が良いと思っていたが、どうもそれだけではないようだ。もしや、湿度か!?
液肥の成長には、温度だけでなく、総合的な「乾きやすさ」が重要だと思われる。
ポイント:成長を早めるには高温、乾燥の環境が良い。
熱を加えて蒸発させればいいのでは
成長の早さは乾きやすさが重要なのであれば、火にかけて蒸発させればすぐにでも成長するのでは無いだろうか。
これが成功すれば、飼育に時間がかからなくなるし、にょきにょきと成長する所がわかりやすく見られる!凄い良い事思いついた!と、ウキウキしながら、液肥を垂らした。
落とすと同時にジュワっと音がして、白い部分が現れる。おぉ、もう成長か!?と期待するも、グツグツと沸騰し、少し焦げながら、ただ、乾いた。あぁ、ダメだ。
液体肥料を育てる事すらも、手抜きは許されないようだ。さてまた、じっくりと育てるとしよう。