バイトの教育も大変
直接食べ物を出さないような展示もある。たとえばこちらは「焼肉店に特化した人材コンンサル」を行っている会社だ。
「焼肉店は他の飲食に比べて接客シーンが多いから、研修の質が重要」「店員に肉の知識がないとお客さんはガッカリする。ウチはアルバイトの方にも実際に牧場に行って牛を触ってもらいます」なんて話が出てきた。
…なるほど、焼肉屋さんは大変だ。言われてみればバイトの時給も、普通の飲食店と比べて100円くらい高い気がする。
紙ナプキンを折り畳んで納品できるのはウチだけ
こちらは「焼肉屋におろす紙ナプキンの3割のシェアを占めている」という会社。なにか他社さんと違うところがあるんですか、と聴いてみたら待ってましたとばかりに応えが返ってきた。
なんでも、他社ではきちんと折り畳んでの納品は出来ないらしい。その場合、店舗の誰かが折り畳む必要がありコストがかさむ。衛生面でも一歩劣ってしまうとという。
それがどのくらい店舗にとって重要なのかが、イマイチ僕にはわからないのだが、なにしろ自信満々で説明してくれる。すごい!すごい!という気になってきた。口に出して言っていたかもしれない。
なんでこんなモン作っちゃったのか
こちらの会社は、魚の映像を流す水槽を販売している。ああ、こういうの良くあるよね、と思って見てみたらすごくヘンだった。
なんだこりゃ…。 生肉にまとわりつく鮮血が生々しい。聞いてみると、「ピラニアだけじゃなくて他の魚にもボタンで替えられる」そうで、その場合のエサは別に生肉じゃないらしい。
たぶん、ピラニアのバージョンは製作の人がふざけて作ったんだろうな…。