出来てないことも出来てるように見える
写真に疾走感が出ると速く見えるのはもちろんだが、 それ以上になんだかよく分からないかっこよさも醸し出されて、 ちっとも出来てないことも出来てるように見えてしまう。
例えばこの蟻地獄という名のアスレチック。
この穴の中をぐるぐると走り回って遠心力で上がっていく遊具?であるが、 これがまたかなり深い上に周りの土もボコボコツルツルしてて とてもそんなこと出来そうにない。
とにかく走り回っては同じところで怖がって落ちる。 そういえば自分の人生もそんなだなと落ち込み始めたなら、 シャッタースピードを落として撮影してみよう。
こんな風にさっきまで全然出来てないことがあたかも簡単に、しかも超かっこよく出来てる風になって しまっていて、人生までも万事うまくいってそうな錯覚さえ覚える。かっこいー。
もちろん変わってるのは写真だけなのでスピードも人生もなんにも変わってません。