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ロマンの木曜日
 
ゲゲゲブームのゲゲゲの町

ゲゲゲの裏通りを歩いてみる

メインの通りのふたつ裏通りには妖怪が描かれている倉庫があるが、それ以外に裏通りには何があるのだろうか。


ゲゲゲのふたつ裏通り。左は観光客向けの有料施設、右は実際使用されている運送会社の倉庫。

ひとつ裏通りの入り口の店。手書きのAQUOS看板が逆に新鮮。
全然人が居ない!

妖怪だらけのひとつ向こうの通りとは全く違う、普通の町の普通の日常がここに。ちょっと移動しただけなのに。

この通りには妖怪っぽいものはないかと何となく見渡しつつ散歩してみる。


民家のほかにはホテルとかスナックとか。あまり車の通りもなくとても静かだ。

人の名前の店とか
古風な名前の店とか、なんか壮大な名前の店とか

一休さんに出てくる姫を思い出す
今では妖怪妖怪言ってるけど、元々はこういう町だったのか、とふと思った

すごく昭和。この「パチンコナショナル会館」の看板は撤去しないで欲しい。

で、これがナショナル会館。営業中。チャラチャラした今風のパチンコ屋とは違う。

そしてこの近辺をグルグルと歩き回っていると、ある駐車場とアパートの横から・・・

いきなり非日常が現れる!水木しげる記念館の真裏だが、裏通りから来てウロウロしてると現れるのが唐突過ぎてちょっとびっくりする。

地元の子供達によって描かれたのだと思う絵
売店と飲食スペースや射的場、3Dシアターなどがある施設

水木しげるロードのひとつ裏通りにも、ちょっとぐらいは妖怪っぽいものが描かれた何かがあるのでは、鬼太郎のひとりぐらいどっかに居るだろう・・・・と最初思っていたが、見事に皆無。びっくりする程居なかった。

裏通りは観光地化する前の境港の町のまま、ということなのだろう。


表通りにはあんなに色んなキャラクターを見かけたのに、裏通りで唯一見つけたキャラクターはこれだけ。誰だ。

そんな訳で、「ブームの渦中にある町は今、どう盛り上がっているんだろう」という疑問の答えは「特に変わったところもなかった」という結論で締めておこう。

今回は観光という観点で見てみると、全く適していなかったと思う。

年末(30日)と年始(3日)、二度ほど足を運んだが、
一度目は行ったのが夕方前、観光客も徐々に帰りつつある時間帯、二度目に行った日なんて悪天候により観光客が居なさ過ぎて殆どの店が開いていなかった。

次回行く時はちゃんとした気候のちゃんとした時間帯に行きたいと思う。

冬の山陰は基本的にどんよりとした天候なので、行くとしたら冬以外がお薦めです。

そういえば、ゲゲゲの女房の町はというと

散々境港ばかりを紹介していたが、冒頭でゲゲゲの女房の町・島根県安来市にも行くっぽい書き方をしていた。

いや・・・行くつもりはあったが、今年の正月、除雪設備もそんなに整っていない島根県では「大きな通り以外は除雪されてないため、車が入れない」「入ったら最後、動けなくなる」という事態があちこちで発生し、予定してた日に行くのは不可能だった。

女房の方の町(安来市大塚町)でも3月までは催しをやっているので、まだ何かある・・・かもしれない。

夏に安来に行った時には、各家々の玄関先にこの灯篭があった

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