華やか＆ピリッとくる東京

ポスターの地図から店の場所を探して、「東京DOG」の店に行ってみよう。

フードコートのような感じになっているスペースにあった「東京DOG」の店舗。よくあるファストフードのお店のような雰囲気だと思う。

しかし、この角度から右側に回ると、様子が少々違ってくる。

ケーキ屋さんのようなガラスケースが備えてあり、中にはいろいろなドッグが並んでいてとても楽しい。普通のホットドッグのたたずまいじゃない。

この店はクラシックなホットドッグも出すのだが、それ以外に総菜系・デザート系のドッグが充実しているのだ。ではデザート系から一つ試してみよう。

選んでみたのはチョコバナナドッグ。パンの間にカスタード・生クリーム・バナナが挟んであり、上にチョコソースがかかっている。家で作ったおやつみたいにも見えるが、パンが特注のものなのか、ふわふわしていておいしい。

片手で食べられるケーキ、とも言えるかもしれない。さて、普通のホットドッグも食べてみよう。

ホット系のドッグも種類がいくつかある中、買ってみたのは「東京グリルドッグ」。主な具はソーセージだけというシンプルなホットドッグ。ケチャップやマスタードといった定番トッピングすらない。

パンとソーセージという二大要素だけで勝負か。パンは軽くトーストされていて食感がいい。ソーセージもよく食べてるスーパーの特売品とは異なり、ワンランク上の味。

そして、ピリッと来る風味。これはなんだ。

よく見ると、パンの切れ目には緑色の何かが塗られている。店にあったパンフレットによると、これは茎わさびだそうだ。確かにこの風味にはケチャップやマスタードは合わないだろう。シンプルながら隠し味も効いていて、おいしい東京ドッグだった。

いろいろと「東京○○」を見つけられた東京駅構内。続いてやってきたのはもう一つの東京の玄関口、上野駅だ。

上野駅にはいくつも出口がある。写真に見えるのは広小路口という出口だが、ここから反対に振り返ったところに、気になる「東京○○」がある。

「東京牛丼」という看板を掲げる「牛の力」というお店。牛丼というと、特に発祥や有名な街があるわけではないと思っていたこともあり、改めて「東京」と付いているとなんだか新鮮だ。

メニューにはベーシックな「東京牛丼」のほか、アレンジしたものもあるようだ。入って食べてみよう。