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はっけんの水曜日
 
自分観測衛星を作る


2010年もおしせまってきた。
今年もいろいろとニュースがあった中で、明るい話題のひとつが小惑星探査機「はやぶさ」に関する一連のニュースではないだろうか。
宇宙へのロマンとエンジニア達の努力する姿があいまって、人々の心を魅了した。
僕も「はやぶさ」を成功させた研究者の方々みたいにロマンあふれる仕事がしてみたい。

工藤 考浩



壮大なスケールの「はやぶさ」

日本中が感動した「はやぶさ」の帰還は、ひとえに開発に当たった研究員達の努力のたまものなのだろう。
僕などはせいぜい打ち上げとイトカワへの到着、大気圏再突入を報道で目にしただけだが、きっと打ち上げのはるか以前から、地道な研究を続けてきたのだと思う。


人工衛星のイメージ(撮影:安藤昌教)

おそらくその開発作業は、小さなトライアンドエラーをくり返すような、 非常に地味でかつ繊細な、大変な仕事だったのだろうと思う。
それが、もし万が一失敗していたら、このような脚光をあびることなく、場合によっては誹謗や中傷にさらされていたかもしれないことを思うと、成功してよかったと心から思う。
努力が実った開発者のよろこぶ姿は、とてもかっこよかった。

僕の勝手な想像だが、開発者の中には、たとえば学生時代にサッカーでシュートを決めたとか、バンドでステージに上がったとか、一般的に「かっこいい」といわれる世界から離れたところで暮らしてきた方もいるのではないか。
この「はやぶさ」の話題で僕が最も得たことは、地道に努力する姿を素敵だと思えたことだ。


人工衛星のイメージ(撮影:安藤昌教)

僕も作ろう

「はやぶさ」は未知の世界を知るための有用な試料を持ち帰った。
いつも手の届く狭い範囲しか視界に入らない僕としては、宇宙を知るということに強い憧れがある。
僕も何とかして「はやぶさ」のようなものを作れないだろうか。


とりあえず、材料を買ってきた

自分観測衛星を作ろう

もちろん僕にはロケットを飛ばす技術のかけらも持ちあわせていないので、宇宙観測衛星を作ることは困難だ。
なので、できる範囲で精一杯の努力をしたいと思い、「自分観測衛星」を作ることにした。


ステーをネジで留めてつなげる

未知なる世界である宇宙を知ることは人類にとって大きな夢であり目標である。
しかし僕にとっては、宇宙と同じくらい自分自身のことも「未知なる世界」だ。
なので、自分を観測することは、宇宙を観測するのと同様の壮大なるミッションである。


カメラ三脚の取り付け金具を装着

マイクとカメラで自分観測

自分観測衛星には何が必用か。
まずは正確かつ詳細に自分を記録するためのカメラだろう。
そして音声を収録するための録音装置も必用だ。
この二つが自分観測衛星の心臓部である。


ICレコーダーとカメラを設置

衛星打ち上げ方法

自分観測衛星を打ち上げ、自分周回軌道に投入するための手段として「ノボちゃん」とよばれる、街頭広告用に旗などを背中に固定する器具を使用することにした。


ベースはカメラ用の一脚
これをノボちゃんに挿す

カメラ用の一脚に、ステーを取り付け、自分観測衛星を固定する。
これによって、定期的な自分観測ができるだろうという試みである。

観測試験実施中

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