近づくフィナーレ
累計での作業時間が、15時間くらいにはなってきただろうか。ようやくゴールが見えてきた。これが最後の消し作業になるだろう。
この状態の消しゴムから3行ほど消すと、更に消しゴムは小さくなる。そしてかわまず力を加えると、ボロボロの小さな破片になった。
解ったこと
・消しゴム1つ使いきるまでに、鉛筆を何本消費するか? →1本使い切らない。だいたい半分くらい。
・消しゴム1つ使いきるまでに、原稿用紙何枚分の文字を消せるか? →原稿用紙27枚分
・同じ原稿用紙で書いたり消したりを繰り返した場合、原稿用紙は何回目で破れるか? →とりあえず、27回くらいじゃ原稿用紙は破けない。頑丈。
結果として出てきた数字をまとめると、こんな感じになる。
そして、実験当初は予想もし得なかったことに気づいた。消しゴム1個分の消しカスを集めると、とても美しいのだ。
消しゴムを最後まで使うと、カスが美しく見える
最後まで使ってみたら、消しゴムと鉛筆の割合、原稿用紙の耐久性など、興味深い結果が出た。しかし、それよりも最終的には消しゴムのカスの美しさの虜になってしまった。
この消しカス、ちょっと僕には捨てられない。かといって要る物でもない。なんだかどうしたら良いか解らない物がまた一つ家に増えてしまった。