四軒目はイタリアンの「炙り」

最後にやってきたのは「炙り」という、明らかに立ち呑み屋ではない店。普段はイタリアンオープンダイニングとやらをやっている小洒落たお店なので椅子がある。

ここも例のチケットを持った人でいっぱいだったが、みんな30分以内に帰るので、ちょっと店の外で待ったら入店できた。

この店はチケットで500円以下のドリンク一杯に生ハム一切れのサービスがついてきた。さっきの串揚げ屋で隣だった女性もなんとなくそのまま一緒になって四人で乾杯。

同じ人に何回も会う

本日四杯目となるなにか（なに注文したか忘れた）を半分くらい飲んだところで、店の外から大きく手を振っている人達がいた。

見ればさっき串カツ屋で別れた怪しい人、いや愉快な人とその仲間たちだ。イエーイ、カンパーイ。

さらに店を出たところでは、今日見かけるのが三回目のグループも。今までほとんど話していなかったけれど、会うのが一晩で三回目ともなると、さすがに会話が生まれてくる。

よく考えればイベントに参加している店が６つで、そのうち４つをまわるのだから、飲み始めた時間帯が同じなら、同じ人に二度三度と会っても別に不思議はないのだが、なんだかそれがとても楽しかった。

来年とかにまた同じイベントがあって、また会うことがあったらもっとおもしろいので、またやってほしいイベントである。