諦めきれず盛岡でもさがす

諦めきれなかったので、仙台から戻り岩手でもさがすことに。
仙台に比べ進歩が遅れている盛岡市であれば、まだお土産にテレカとか置いちゃったりしてるんじゃないだろうか。

観光地の売店を調べてみようと思い盛岡城跡公園（岩手公園）に来てみたのだが、当然あると考えていた売店が見当たらないことにびっくりした。市内一級の観光名所のはずなのだが。

常々思うのだが、少し商売っ気が無さすぎるのではないか、岩手は。いや、もちろんそこが良い面でもあるんだけどさ。もう少しガツガツしてもいいんじゃないの。と思うのです、外から来た人間からすると。ケンミンショーにもほとんど取り上げられないしさ。

県産品を扱うショップ『らら・いわて』にきてみた。タオル・Tシャツ・キーホルダー・絵ハガキ・ストラップと定番のお土産が並ぶ中に、やはりテレカはみつからない。
店員に訊ねてみるが、「ありません」の返事。やっぱりないのかー。

ここで親切な店員さんが、心当たりのある他の観光施設に電話で問い合わせをしてくれた。お〜、スミマセ〜ン。しかしながら、これらも空振り。

その後も駅周辺などを巡り、お土産屋さんを渡り歩くも、

無い。無いわ、ぜんぜん。
しかし諦めかけたところで、必要以上に声のデカい店員さんから「向こう側のインフォメーションで売ってたはず」の一言が。ほんとですか行ってみます。ありがとう、声のデカい人。

なんか、テレカが売ってそうな雰囲気じゃないけど。
おどおどしながら訊いてみる。

「テレホンカードありますか？」
「はい、ございます」

え、あるの？　どんなの！？

か〜わい〜。
このやろう！！

そして隣にはお決まりの富士山が。

2枚のテレカの上には、見づらいが郷土の祭りや観光地の写真をあしらった、お土産にも使えそうな『バスカード』が。
え〜、でも観光客に需要ある〜？　だったら1種類くらいテレカにしてもいいんじゃないの〜。と心の中でブーたれる。別に無いなら無いで調べた結果だからいいわけだが、やっぱり1枚くらいそれっぽいのを見つけたかったのが本心。残念だ。

というわけで、どうやら現在世の中に流通しているテレカは、今回の調査によれば犬と猫と富士山の3種類だけのようである。
以上ですキャップ！