父からのレポート
◎ 採取日の状況
採取日前日の夕方から後志をはじめ道南西部は竜巻注意報が発表されたほど不安定な天候だった、蘭越(地名:らんこし)では午後8時以降だけで20o近くの降雨があった。
このため、前日に比べ水位が10cm程高く、濁りも強かった。水質比較にはあまり向いていなかった??
※雨量・水位は国土交通省 水文水質デーダベースを参照した。
◎ 採取場所
「全国一級河川の水質状況」として発表される尻別の環境基準地点「名駒」付近の宝橋の100m程上流(「ペンケ目国内川」と「目名川」とが合流する地点の下流)で表流水を川岸から直接ペットボトルに採取した。
(川岸直下から水深が有る様で底は見えなかった、流れも速くウエーダー(胴長靴)を持っていたが立ち込めないと判断して10cm程水をかぶっている柳の根元を足場にしてなんとか採取。 河畔は雑草が前日の雨でまだ濡れていて、ウエーダーは母さんがはいてヤブコギ(藪の中に分け入ること)をしてカメラマンをしてくれた。)
◎ その他
・目名川
国道5号線から道道267号線で宝橋へ向かう途中、目名川に架かる目名川橋で鮭の捕獲作業をしていた、水を採った帰りに写真を取らせてもらったが、丁度お昼休みで作業はしていなかった、水中の生簀の中では婚姻色をした鮭がバシャバシャ音を立てて暴れまくっていた、獲った鮭は孵化場に運ばれて採卵・受精されるとのことです。 因みに目名川は周年ヤマメが禁漁の川。
・京極のふき出し湧水
帰りがけに京極町ふき出し公園に寄って噴出し湧水を汲んできた、容器はセイコーマート(北海道を地盤とするコンビニエンスストア)が販売している「京極の名水」の空ボトルを使った。(ボトルには衛生的に処理されていない京極の名水が入っている。)尻別川の水と違ってそのまま飲めますので一緒に送ります。おいしいです。
噴出した湧水は小川(噴き出しの川)となって数百メートル下って尻別川に合流する、その意味では尻別川の源流のひとつと言えるかな?
写真は何回かに分けて送ります
工藤幸雄
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