今度は決め打ち、うっそうとしたトコが見たい
帰宅して再度、作戦練り直し。 ネット検索をして、非営利団体の皆さんが、ススキを管理してる場所がある…ということを知り、練馬区、光が丘公園までやって来た。
バードウォッチをする場所の隣に、ボランティアの方が整えている草むらがある。 これが、予想以上の大きさだった。
『氷結』を持ってこなかったことを、後悔した。 この草っぱらは、じゅうぶん酒のツマミになる、と思った。
ぼやー、っと座ってみる。
3歳くらいの男子は、頭のほうから草むらに突っ込み、母親に引き戻されていた。 小1くらいの男子は、虫かごとアミを持って、ハイテンションで駆け回っていた。きっとバッタをとっているんだろう。 草むら、コドモ男子に大人気。
この草むらは、外来植物を抜いたり、刈草をしたり、たいへんにケアされている。 公園内のものだから、子供に安全でないといけない。それは当然だ。 でも何だか、「ああ、都会でススキのある原っぱって、天然モノは存在しないよな」「公園はとってもステキではあるけれど、私の本当に好きなススキの風景ではないよな」と、当たり前のことを再確認してしまった。
東京では、花火が出来ない。東京では、たき火も出来ない。野良犬もいない。 東京では、ススキは、線路のそばでゲリラ的に生える位しか、自由がない。
遠くに行って、ススキを見よう
自分がなぜ、こんなに、ススキとか、雑草が好きで仕方ないのか分からない。 もちろん、きちんとした毛並み(?)の植物も好きなのだが、 勝手に生えてくるとか、 とんでもなく延びるとか、 強いとか、 抜かれても同情されないとか、 全部ひっくるめて、ぐっとくる。
今度、少し郊外に出て、ススキを見たいと思う。 好きに生えてきとるんじゃボケー! というような、元気でやけくそ気味のススキがいい。どこまで行けば見れるのかしら。