前に「プロレスマスクは非日常の入口」というプロレスのマスクを作る職人さんのインタビュー記事を書きました。あれ以来あらためてマスクが気になってしょうがなく眠れない…とまではいかないけど、さらに気になるようになったのは事実。ならばもうかぶるしかない!
といっても日常でかぶるにしろ、自分は自宅作業多い身だからなあ。部屋でぽつねんとマスクマンがひとり作業してるのもさみしい。よし、どうせならみんなでかぶろう!ということでマスクマン飲み会を開催してみました。
(大坪ケムタ)
続々集まる仮面貴族たち
自分の周りにもマスク持ってるプロレス好きはいるけれど、普通に呼びかけても「おなじみのメンツ」になって面白くない。どうせなら「まさに誰が来るかわからない(覆面座談会、とかの意味での)リアル覆面状態」が面白かろう、と、とりあえず自分のツイッターで参加者を募集してみました。誰が来るのか全部知ってるのは俺だけ。ふふふ。
応募して集まったのは自分も含めて10人。先に書いたとおり「誰が誰かわからない覆面飲み会」にするために、先に伝えといたのは「入り口でマスク被ってからお店に入ってきてください」ということ。自分で指示しておいてナンですが、ハードル高いよなあ。にやにや。
ヘルメット被ったコンビニ強盗みたいなもんと間違われるようことがないように、もちろん居酒屋側には事前に説明しておきましたよ。
いち早くカメラ等の用意をするべく店内で待機。しかし自分がマスクかぶるとなると、何より問題なのがメガネ!とりあえずマスクはメガネかけて付けるように出来てないだけに…。みんなどうしてくるんだろ。
と、手間取ってる間に誰か来た!マスクマンだ!
「いやー、誰かいてくれて良かったですよ!一番怖いのは入ってきて知ってる人がいないことですよ!」と語る赤マスク。たしかに…それでひとりぽつねんと待たされるのは結構過酷だ。それもプロのマスクマンの人からすると「マスクマンあるある」なのかもしれないが。
といって集団なら集団で、他の客席から静かに注目されてる感が…。心理的にはまだ人数いる方が心強いけれど。