一昔前までは、ある程度の規模の街だったらどこにでもあった「商店街」が、最近はどんどんさびれてきている、といわれている。 たしかに地方都市にいくと、シャッターの下りた店ばかりの商店街も多く目にするが、歩いているだけでワクワクするような、活気のあふれる商店街もまだまだたくさんある。 そんな商店街のうち、東京と大阪を代表する二つの商店街を歩いて、東西の違いや、共通する点を探してきた。
(工藤 考浩)
西の天神橋筋 東の戸越銀座
今回歩いたのは、大阪の天神橋筋商店街と、東京の戸越銀座商店街だ。
まずは天神橋筋商店街を紹介
天神橋筋商店街は大阪北区にある。 全長2.6qで日本一の長さだということだ。 端から端まで、ざっと歩いたけれども、大変長かった。 この日はまたとても暑い日で、アーケードがあるので日差しは避けられるけれども、それでも汗だくになってしまった。 ヒーヒーいいながら歩いて見かけた、ちょいと気になるものをいくつか紹介しよう。
戸越銀座商店街