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はっけんの水曜日
 
ふりかけにしておいしい牛丼調べ


ギュイーンというアレで細かく

煮詰めた牛皿を、ミキサーというのかブレンダーというのか、電気の力で細かくしてしまう機械にかけて細かくしてしまう。


うおりゃー


細かくしたものを、また火にかけて、さらに水分を飛ばしていく。
だったら最初から買ってきた牛皿をミキサーにかければいいじゃないかとお思いかもしれないが、そうすると水分が多すぎて大変なのだ。
前日に一度失敗したから僕は知っているのである。


ペースト状のを弱火でじっくり

根気

さっきから何度も書いているが、いまは夏だ。
夏は暑い。外で買い物をしても暑いが、家でコンロの前に立っているのも暑い。
クーラーを効かせていても汗がしたたってくるが、それにめげずにフライパンの上の牛皿ペーストを焦げ付かないようにかき混ぜる。


最初はペースト状だったものが
徐々に水分が減り
アメ色に変わり
そぼろ状になった

キツネ色になった牛肉そぼろに、牛丼の必需品である紅しょうがと七味唐辛子を混ぜて、牛丼ふりかけの完成である。


七味と紅しょうがをまぜて
できあがり

牛皿、二皿を煮詰めてできあがったのがこの下の写真だ。
しぐれ煮とそぼろの中間のような全然ちがうような、そんな食べ物ができあがった。


吉野家牛丼ふりかけ(リアル版)

すき家も

同様の工程をふんで、すき家もふりかけにした。


煮詰めてペーストにして
水分飛ばして

と、さらっと書くと一瞬の出来事だが、当然たっぷり時間をかけている。
この季節、厨房でお仕事をしているひとには頭が下がる。


すき家牛丼ふりかけ

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