本体から鼻へ
ピルケースの7つの部屋から出てきた、においが通るチューブをひとつにまとめる方法。翌日、何かいいものはないかと再び熱帯魚屋に行くと、ものすごいものを見つけてしまいました。
見つけたとき思わず声が出ました。よく見ると、ポンプで循環させた水を水槽に戻すときに分散させるための、じょうろの先のようなものらしい。今回は逆に、7つの部屋から出たにおいをひとつにまとめるために使わせてもらうことにします。
本来はポンプから来た水が入っていく根元部分はやや太いので、チューブにスポンジを巻いて太さを合わせてボンドで止めました。
ピルケースの部屋から来たチューブが挿さる部分は8本あるので、1本をボンドで埋めて、あとはすべてピルケースにつけたバルブとチューブで接続。
これで本体部分はほぼ完成です!
ノーズフォン
さて、本体から出たにおいが鼻に向かって1本のチューブの中を通る部分までができました。いよいよ、このにおいを鼻に直接送り込む部分の作成にとりかかります。
とりあえず1本にまとまったチューブを顔の近くでふたたび2本に分岐。ステレオでにおいを嗅げる高性能仕様です。
二本に分かれたチューブをそれぞれ鼻の中に突っ込みたいのですが、ここで問題なのは固定する方法。
これはいくつかアイデアがあって、いろいろ試したのですがなかなかうまく行かず、しかし最終的にいい方法を発見しました。
100円ショップで売っていた耳栓。柔らかく耳の穴にピッタリフィットするこの素材を鼻栓として使い、真ん中に穴を開けてチューブを通せば、固定できてなおかつにおい以外の空気の侵入を防げるはず!
念入りに鼻の中を掃除して、小さく切った栓を試しに入れてみると、柔らかい素材が徐々に膨らんで鼻の穴にジャストフィット。呼吸ができない!これなら横から空気が入ってくることもなさそうです。
続いてその鼻栓に穴を開け、二本に分岐させたチューブを差し込みます。
というわけで、いよいよ「においPod」の完成です!
さて、何のにおいを入れようかな。