パイロットに憧れる
一昔前まで、男の子のあこがれの職業といえばパイロットだった。
複雑な計器の並んだコックピットに座り、サングラス越しに大空から地上を眺める、なんていうのは、そりゃ子供なら憧れるにきまっている。
かくいう僕も、飛行機パイロットにはあこがれを持っていたが、子供の時分は(いまもだけれど)運動が苦手で、きっとパイロットなんかにはなれないと思っていた。
すこしくらい体育ができないからって、パイロットになれないなんてことはないだろう、とお思いかもしれないが、こういう気持ちは、運動が苦手な子供時代を過ごしたひとにしかわからないコンプレックスだろう。
いや、今日はそういう話ではなくて、フライトシミュレーターの話題だ。 |