できたてをなめてみると、これがまさに、ほやふんじおという味。ほやはアルツハイマー予防に効くという話だが、これは大切な何かを忘れそうな味だ。
サザエやアワビの肝っぽい味といえなくもないのだが、自分の顔が「北斗の拳ごっこ」でやられ役をやった時以来の表情になっているのがわかる。食べる経絡秘孔。ひでぶ。
液体の時はそれほどでもなかったが、煮詰められたことでほやのフン度が数段アップ。たぶん全体の三割はフンなのだろう。
フンといってもきれいな海を濾した残りかすなので、たぶん成分を調べればミネラルたっぷりの超健康食品なのかもしれないが、これを使った料理方法がまったく思いつかない。
明日、ちょっと別の方法で、ほやじおを作り直してみよう。 |