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ひらめきの月曜日
 
あなたのジャミラ見せてください!

よりジャミラに近い自分目指して

ジャミラ化は、かぶりものの服であればどんなものでも気軽にできるのがよいところ。老若男女誰にでも簡単にできる。しかし改めてジャミラ化に取り組んでみると、鏡に映る自分に物足りなさを感じるようになってきた。


ゆとりを考慮してLサイズを選択

買ってきたのは七分袖のシンプルなTシャツ。先ほどのページでも手持ちの服の中からできるだけジャミラに近い色のものを選んで着ていたのだが、これも店一番のジャミラ色を選んで買ってきた。

何の変哲もないグレーのTシャツ。これがジャミラのキャンバスになる。


家族のスキルをジャミラに結集

美術系の学校を出た妻に企画の趣旨を説明し、なんとかTシャツのジャミラ化を頼み込む。「わかったわ…」とあきれたような諦めたような表情で、画材を用意し始めてくれた。

ジャミラ人形を手にして、テクスチャの再現に打ち込む妻。あなたがこれまでに身につけてきたものは、ジャミラというキャンバスで花開くのだ。


ここに完成、ジャミラシャツ
リアルな質感にこだわりました

花開いたキャンバスがジャミラでいいのかどうかはともかく、なかなかのジャミラ感あふれるシャツになったと思う。妻よありがとう。お礼を言うタイミンクがいつもこんな感じで申し訳ない。

これで自分をよりジャミラに近づけることができるはず。早速実際に着てみよう。


おしゃれな柄のシャツだと思わせておいて…
ジャミラー!

このジャミラ服のすごいところは、普通に着れば普通のシャツとして着こなせるところだ。ちょっと変わったワイルドな柄のシャツとして、結構おしゃれと言えるかもしれない。恥ずかしいだけのあからさまなジャミラ感ではないのだ。

しかし、ひとたびジャミラ化すれば、見えてくるのは普通のシャツ以上のジャミラ性。怪獣気分も高まってくる。


背中のテクスチャも…
できるだけ忠実に再現

背中の方もばっちりジャミラ化されている。ひび割れや汚れといった要素が、ジャミラの背負った悲しみを語っているようにも見える。

鏡に映った自分を見る。そこにいるのは、さっきまでよりジャミラに近づいている自分。

そのビジュアルはイメージ通りで納得。しかし、しばらくジャミラ化していたことで、自分の体に変化が現れ始めたのだ。


肩凝るわー

ものすごく肩が凝るのだ。

ジャミラ化するとどうも自然と肩を張ってしまい、知らず知らずのうちに疲れが蓄積していたようだ。怪獣のジャミラは普通の状態であんなに肩が盛り上がっているのだから、相当の凝り具合に違いない。


お手本のカード
ここまできました

肩の痛みをこらえながら、怪獣カードのポージングをできるだけ真似てやってみる。そこにいるのは、君こそジャミラと言ってしまってもよさそうな自分。

これまでいろいろな子供たちがジャミラ化してきたかと思うが、その中で最もジャミラに近づいたという自負がある。人類におけるジャミラの頂点に登り詰めたのだ。

ところで、今回の記事のタイトルは「あなたのジャミラ見せてください!」というもの。ここまででは「僕のジャミラを見てください!」になってしまう。手本としてはやれるところまで行き着いた感はある。他の人にもジャミラになってもらおう。


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