祝・ロッピー完成
見まごうことなきロッピーだ。ヨーロピアンな石畳とよく合っている。しかも、このロッピーは二足歩行ができる。先に「次回あたり二足歩行の…」と書いたけれど、次回を待たずに二足歩行する物を作ってしまった。
見まごうことなき二足歩行だ。まさか僕が二足歩行する物が作れるとは思わなかった。何度見ても僕が作ったロッピーが間違いなく二足歩行している。「ASIMO」もビックリだ。
見まごうことなき3Dだ。画面から飛び出している。最近は3D映画や3Dテレビなどが流行っているが、僕が作ったロッピーは画面が3Dだ。3Dロッピーだ。画面から出てくるのだ、僕が。しかも、テレビや映画などより進んでおり、匂い付きだ。間違いなく飛び出してきた僕は汗臭いのだ。箱の中は異常に暑いのだ。
ダンボールロッピーのいろいろ
知らない人が見たら恐怖だ。あと分かりにくいがロッピーの中の僕はカメラ目線だ。僕はこの日絶好調なのだ。自己ベストの工作を作ったのだから。オリンピックで金メダルを取ったらその人は機嫌がいいと思う。それと全く同じ状態だ。僕はオリンピックで金メダルを取ったのだ。
ロッピーに携帯をかざすとエヴァンゲリオンの待ち受けをもらえるサイトに誘ってもらえる。そして、僕が作ったロッピーは携帯をかざすともちろん何も起こらない。だってダンボールだもの。どこへも誘わないのだ。強いていえば、悲しい気持ちに誘ってくれるくらいだろうか。
ロッピーはこんな気分なんだと初めて分かった。非常に気まずい。僕はそんなにまじまじと人の顔を見ないタイプなのでロッピーの距離で顔を見ると気まずい。物の目線とはなんとも新鮮な物だ。
ロッピーはどこだ!
この人ごみはライブ会場があるためだ。ロッピーでチケットを買ってやって来た人たちもいることだろう。まさかロッピー自身がそのライブに来ているとは誰も思わない。まさかのご本人登場である。
驚いている! というかすごい視線を感じる。やっぱりまさかここにロッピーがあるなんて思わないからだろう。そりゃ、隣にロッピーがあれば驚くだろう。でも、これ偽物なんだよ。僕が作ったロッピーなんだよ。本物そっくりだから、きっと偽ロッピーだと気づいていないと思う、きっと。
工作はレベルアップしている
自画自賛はどうかと思うが、ローソンコラボ記事の最初に比べれば着実に工作のレベルがアップしていると思う。最初の工作が赤ん坊だとすれば、今回の工作は72歳くらいまで成長している。次回はもう少し若返りをはかりたいと思う。更なるハイレベルな工作を作りたいと意気込んでいる。