仏教の礼拝である合掌。右手は仏様を象徴し、左手は自分自身を象徴している。つまり合掌とは、仏と自分とを一体化させることなのだ。
…ということは実は今調べて初めて知った。ただ、合掌するとなんとなく落ち着いた気持ちになるというのはわかる。
そして、ついつい指のにおい嗅いでるなとも思う。「そう言えばさっきポテトチップ食べたな」とか、「まだ酢飯のにおい残ってるよ!」とかいった具合だ。
こうして書きながら合掌してみる。目をつぶって思い出す、このにおいは……さっき食べたカールだ。久しぶりにおいしかったな。
そこに仏様がいるかどうかは置いておいて、確かにちょっとやさしいような気持ちになったとは思う。 |