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コラボ企画
 
めんつゆ持って「ツーユ・ド・ムラヤマ」達成

今年から、サイクリングを始めようと思ったのだ。

椅子に座ってばかりの生活を変えたい、しかしわざわざジムに行くのは面倒。サイクリングなら、好きな「小さい旅」の連続でもって健康増進できる。一石二鳥だ。

そこへ、「めんつゆ」の記事をかかないか、との依頼が。これは一石三鳥、自転車にめんつゆを搭載し、行く先々でめんつゆをかける旅に出たらいいじゃないか。いいのかそれで?

名づけて「ツーユ・ド・ムラヤマ」。うどんの地、2つの“ムラヤマ”へと向かったのだった。

(text by 乙幡啓子

この記事はヤマキ「めんつゆ研究所」の応援企画です。
(2010.6.26追記)このキャンペーンは終了しました。



微妙なダジャレですいません

「ツーユ・ド・ムラヤマ」は、もちろんツール・ド・フランスをもじったものである。

・・・。

だが当方、自転車競技については素人である。なのでここは名前だけもじらせていただき、ムラヤマの地までゴリゴリ自転車こいで、うどんを買い求めてはめんつゆでその場でいただく、そんな旅をしてみようと思った。

ここで言うムラヤマとは、どんなところなのか。下の地図をご覧いただきたい。

あんまりな地図でまたすいません。

東京都の、区部と島嶼部を除いた地域が多摩地区である。そのなかで北多摩と呼ばれたあたり、埼玉との県境に、東村山、そして武蔵村山の両市が存在する(赤い○の近辺)。両市を含め、この辺りで昔から食べられているうどんは、近年「武蔵野うどん」と呼ばれるようになり、うどん屋は言うに及ばず、店頭で素のままのうどんを「玉売り」してくれる店もけっこうあるようだ。うどん、ムラヤマ、自転車、つゆが、この瞬間つながったのだ!という設定で話を進める。

ルートとしては、自分の住む三鷹近辺から玉川上水沿いを進んで、府中街道に突き当たったら東村山まで北上。そして少し戻り、武蔵村山へは新青梅街道を進んでいく。地図上での距離は、三鷹から東村山までは約17km、そこから武蔵村山までは約8.8kmと出た(参考サイト:「ルートラボ」)。

自転車での平均時速が自分の場合15kmとして、単純計算で往復3時間半ほどだろうか?どうなるかまったくわからない。そんなに遠乗りしたことはないのだ。帰ってこれなかったりして!(それはそれでちょっと楽しそうだ)

武蔵野うどんに関しては後述するとして、さっそく旅の準備をしよう。

めんつゆを自転車に装備したかった、が

そもそもこの企画、自転車のドリンクホルダーにめんつゆを装備して旅をしたら面白いんじゃないかと思ったのだ。

めんつゆと、バイク用ボトル。初顔合わせで緊張の面持ち! ラベル剥がし!

わざわざスキャンし、丈夫なラベルに出力! SHIMANOすまん!片面だけ剥がさせて!

代わりに麦茶を入れました

バイク用ボトルにめんつゆを入れて…と準備したが、ここでヤマキさんからアドバイスが。

めんつゆはボトルを詰め替えたり、温度管理の出来ない状態で持ち歩いたりすると品質が変わってしまうおそれがあるらしいのだ! それはまずい。

ということで、めんつゆは瓶のまま保冷剤と一緒に持ち歩くことにし、ボトルには麦茶を詰めて、気分だけでも味わうことにした。


まさに最近、ほぼこの記事にかこつけて買った、定番のクロスバイクでございます。

ただし面妖なカスタマイズ部分もあり。

ストレッチは十分にいたしましょう。 めんつゆ気分の麦茶です。

何玉ものうどんが待っている!

この日のために何日か、長時間乗る練習を重ねた。乗るたび、「手が痛い」「尻が痛い」「危ない」など気付き、グローブやインナー、ヘルメットなどを買い足してきた。

そしてツーリングの間の水分・栄養補給。何かしらの飲料・食物を持っていくとたいへん助かる、という基本的なこともわかった。考えられるだけの準備をし、未知のうどんロードへと向かう。

キャラメルは常備。素早い糖分補給で疲労を軽減しよう。 水分も適宜補給。めんつゆを飲んでいるのではない。

あとはひたすら現地までこぐのみ。

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