エヴァンゲリオンの待ち受けをLoppiで24週間毎週配布するキャンペーンを行っているローソンとのコラボ企画第3回目(第1回、第2回も読んでください)。
待ち受けをもらうと同時にローソンで買い物をして、それを材料にエヴァを作るというのがこの企画だ。今までの2回は結果としてできたのは、エヴァではなくゴミに近い存在だった。
今回は前回までに作ったエヴァは思い切って破棄し、新たな材料でエヴァを作ることにした。
(地主 恵亮)
>> ローソン エヴァンゲリオンキャンペーン
先週までのあらすじと今回の意気込み
ローソンで買ったものでエヴァを作る今回の企画は、僕の工作力の問題なのか、エヴァの造型がそもそも難しすぎるのか、はたまたローソンで買ったもので作るというのが無茶なのか、前回までに作った物は、限りなくゴミという結果になった。
あまりにもふがいない結果に、この記事を読んだ僕の父が「お前、美大通ってたよな?」という皮肉めいた疑問を抱いて電話をかけてきたほどだった。確かに美大には通っていたけれども…。そこで、今回は僕だけでなく、当サイトで一番偉いWebマスターの林さんもエヴァ作りに加わることになった。
紙パックでエヴァを作る
過去をリセットして、新たに作るエヴァの素材となるのは紙パックである。牛乳などが入っているアレだ。小学校の頃、工作をするとなるとまず紙パックを必ず使っていたと思う。早速紙パックを買いにローソンに走った。
僕がオシャレで入るのを躊躇するコンビニ第1位の「ナチュラルローソン」に行ったら美味しそうなプライベートブランドの牛乳が売られていた。これでエヴァを作りたかったが、僕は牛乳を飲むとお腹がこの世の終わりのような状態になってしまう。あきらめて紙パックのお茶を購入した。
紙パックエヴァ作り開始
今回のエヴァ作りは林さんが主導である。各自一体ずつ作るが、代表して林さんが設計図を書いてくれた。紙パックを切って楕円の筒を作り、それを組み合わせてエヴァにするそうだ。
その指示に従い、エヴァ作りが始まった。お互い会話など無く無言で黙々と紙パックを切り、楕円にして行く。思いの他、紙パックは硬く楕円になりにくいので、身近にある物で紙パックを柔らくし楕円にする。
紙を柔らかくする行為以外は、ただ座って黙々と人形のエヴァと見比べながら作業を進めた。目の前に出来ていく紙パックのエヴァの足やら胴体を見ると、まるでテスト終了10分前なのに、全然解けていないみたいな気持ちになる。決して弱気になっているわけではない。
救世主と完成
編集部でエヴァを作っていたので、時折編集部の人がやって来て、僕らが作るエヴァを見ては、幸せな笑い声をあげて帰って行った。人を笑顔にするこのエヴァ作り。僕らが作っているのはエヴァではなく、幸せなのかもしれない。
僕と林さんはエヴァを作り終わり、窓際に置いて林さんは撮影を始めた。エヴァに見えるよな〜と林さんは言う。確かにエヴァを作ったと言われればエヴァに見える。地主君のよりはエヴァだよね、と林さんは自分のエヴァの出来に満足している。甲子園の地区予選の一回戦みたいだ(勝った方も2回戦で負ける)。
石川さんは器用にエヴァの頭を作った。かなりの出来だ。もったいないので僕の作ったエヴァの頭と取り替えることにした。後はこれを僕が持って帰り、エヴァ色である紫色にしたら完成だ。果たしてどうなることやら、ワクワクだ。