摩擦防止クリームを塗り忘れたのが失敗

普通ならば5人でたすきをつなぐ駅伝をなぜか1人で走りきった馬場さん。全体的にこの人大丈夫か？という感想しか思いつかない記事でしたが、その裏ではやはり大変な苦労もあったようです。馬場さんに聞きます。

「１人箱根駅伝 何歩走ればゴール出来るのか？（馬場 吉成）」

--馬場さんって普段どんな生活してるんですか？

--普段は普通に朝起きて、2人分弁当作って、仕事行って、帰って寝ます。11時ぐらいには寝てしまいますね。

--普段から走ってます？

--走るのは1週間か2週間に1度ぐらい。短いと1時間ぐらい。長ければ3、4時間ぐらい走ります。

フルマラソンなどの短い距離を走るのと違って、100kmとかを走るウルトラマラソンではそれほど心肺機能が高くなくても大丈夫なので走るのはこのぐらいです。どちらかというと筋トレの方が多くやっているかも。

--馬場さんって普段なに食べてるんですか？

--特別変わった物は食べていないですよ。朝はパン、牛乳、バナナ。昼は作った弁当。平日の夜は豆腐や味噌汁、納豆などで軽くですかね。

金曜と土曜の夜は翌朝早く出かける用事が無ければ明け方まで飲んでいることが多いです。平日は全く飲みません。

--19時間走ったとのことですが、何考えながら走るんですか？

--走っている最中は特にこれということもなく色々な事を考えますね。

こんなところにこんな物があるのかとか、次回はこんなネタやろうとか、昨日の晩飯なんだったかとか。旅のような気ままな走りなので。

ただ、ゴールが近づいてくるとビール飲みたい気持ちでいっぱいになりますね。

--記事に書かなかった（書けなかった）裏話とかありますか？

--箱根の山に近づいたあたりから天候が悪くなって、風が強かったのが辛かったですね。

頂上付近に来た時には、立っていると体がふらつくぐらいの強風だったので、箱根まで迎えに来てくれた友人の車とすれ違った時は中止も考えました。

ゆっくりながらもなんとか進むことが出来てゴール出来たから良かったです。それと、摩擦防止クリームを一部塗り忘れたのは失敗でした。あれ忘れると、気づいた時には結構痛いんですよ。