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ロマンの木曜日
 
ディズニーランド(の周辺)ガイド

現実 時々 夢

千鳥エリアをさらに進むと、ますます働く街の雰囲気が濃くなってきた。
大型トラックの走行音と、倉庫で作業するフォークリフトの音で賑やかだ。


 

コンビニもでかい。
そしてデイリーヤマザキというのもそれっぽい。
このコンビニを利用する人は、少し先がリゾート地だということをどう意識しているんだろう。


デイリーヤマザキ

歩いている人もまばらで、リゾートとは無縁のエリアなのだが、ときおりはしゃいだようにディズニーリゾートのバスが通り過ぎる。
周辺は倉庫が中心なのだが、学校給食センターがあった。
浦安市の子供たちは、ディズニーリゾートのすぐ近くで作った給食を食べているのだ、とうらやましく思ったが、子供たちは自慢に思っているだろうか。

給食センター近くの歩道にナンバーを外した車が乗り捨てられていた。
こういうのがあると、人里から離れたという気分になる。

給食センター
ナンバーのない車

向こう岸にリゾート

数分歩いて行くとまた海に突き当たった。
向こう岸にはディズニーリゾートが見える。
ここから見ると埋め立て地だということがはっきりわかる。


夢の国が見える

少し離れて見るディズニーリゾートは、もっと景色から浮ついて見えるのではと思っていたのだが、実際は周囲に溶け込んでいた。
あそこだけが特別なエリア、という感じはしない。
でも中に入ると、外界から切り離されたような楽しさがある、というのは不思議だ。


バスの車庫があった
海岸はまっすぐ続く

服が落ちていると怖い
誰かが作った岸壁に降りるはしごがかかっていた

ナンバーのない車や、道路沿いに捨てられたゴミなどに、すこしアウトローな雰囲気も漂う。
昔の刑事ドラマだったら犯人が逃げ込むような感じだ。
でも、意外なことに散歩をしている人が結構いる。
岸壁には釣りをしている人も見えた。
こういう風景は、日本のほとんどの港湾都市で同じなのではないだろうか。
ディズニーリゾートと向こう側は、ごく普通の、ちょっとさみしい港だった。


さみしいから帰ろう


起伏のないアトラクション

総合的にいうと、ディズニーランドの周辺に、特にめぼしいものはなかった。
しかし、派手なものはないけれども、ちょっとした見所はいくつかあった。
みんなが向こう側で乗っているアトラクションほどの楽しさはないのかもしれないが、周辺は周辺なりの楽しさがあった。

セブンサービスというコンビニ

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