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ひらめきの月曜日
 
とばーがー求めて離島巡り

とばーがー、難易度高い


鳥羽ってフォトジェニック。

次の島へ行くために一旦鳥羽の本土へ戻る。船の時間はまたも一時間半後。離島ではないが駅近くのとばーがーを食べに行 としよう。

 


すぐ見つかった。

駅前からすぐ到着。朝から何も食べていないので早く食べたいと中に入ったがガランとしていて人気が無い。まさか…いや、暖簾出てるし…定休日は確認してきたぞ…


マジか。

臨時休業。休み!なんで!?まさかのこの展開。どうしようかと思うと同時にちょっと笑えてくる。いや、笑えない。ふらっと来て食べれるようなもんじゃないぞこりゃ。とばーがーはかなりの難関だ。

 

ならば三重県民のソウルフードを

さぁどうしようか。とばーがーでなくても食事をしようと思ったがあまりの観光地価格でちょっとひるみ、しかも昼の中休みに入っている店舗ばかりだった。


三重出身として行くしかない。

そこで見つけたのが伊勢銘菓、赤福のお店。うぉ!赤福!迷うことなく飛び込んだ。

全国に色々と銘菓はあるが、それはどれもお土産だ。北海道の白い恋人、東京の東京バナナ。よその人が買って帰るもの。でも、赤福は違う。三重県民、赤福大好き。食べまくり。


店だと作りたてだよ。 


店舗だと作りたての赤福を味わえる。赤福はモチをこしあんで包んだ物なのだが、モチが凄くやわらかくて控えめな甘さのあんこと相まって凄く美味しい。それにお茶が合わさると幸せになる。

店舗では夏季限定でカキ氷の中に赤福が入った赤福氷という商品があってそれがまた美味い。冷やしているのに何故かモチがやわらかく、さっぱりと味わえる。あぁ、赤福好き。

 

急に離島大人気


何か凄いぞ。 


赤福を食べて幸せになり、しばらくぶらぶらして出航の時間が近くなった。 港に戻ると様子が違う。さっきは船に乗っていたのが10人くらいだったのに行列が出来ている。

なんだろうと思い聞いてみると、答志島というところで体験キャンペーンみたいなのをやっていてそれに参加する一団のようだ。偶然にも僕がこれから向かうのも答志島。まさか…ね?


大歓迎。

打って変わってぎゅうぎゅう詰めの船に乗り、答志島に辿り着いた。港では島体験に来た人達を迎える旅館の方が待ち構えていた。その中には、とばーがー販売店の「やま七」の文字も。やばいね、これ。

 

やっぱり無理っぽい


観光ホテルって、ハンバーガーとか売ってんの?

島体験の人は送迎車に乗って向かっていたが僕は歩いて到着。どう見てもホテル。フロントではチェックインする人でおおわらわ。しかも僕は見てしまった。とばーがーののぼりを片付けているのを。

これはどうにも無理っぽい。どうしようか、この記事。 無理を承知でたずねてみる。

僕「すいません、とばーがー食べたいんですけど」 

女将さん「え?とばーがー?とばーがーは今はちょっと…」


このホテル眺め良いな。ここから寒中水泳の記事にでもするか。

おぅ!マジか、離島全滅!とばーがー難易度高すぎる!もしくは運が悪すぎる。これはたたりか、日ごろの行いか。もっと語尾にエコとか付けた方が良いエコか。

僕「あぁ…無理ですか…」

女将さん「4時からなら作れるんですけど」

このとき時間は3時45分。

僕「待ちます!待ちます!!待てば食べれるんですよね、お願いします!!」

起死回生!朝の8時に家を出て15時まで求めたとばーがーが食べられるなら15分くらいなんでもない。作っていただけるそうなのでロビーで待つ。しばらくしたら運ばれてきたよ、とばーがーが!

 

とばーがーめちゃめちゃ美味い


ライスバーガーだったのか。じゃころっけバーガー(380円)

おぉ、これがとばーがーか!ライスバーガーとは知らなかった。この店のとばーがーは島で採れたちりめんじゃこを使ったものらしい。

写真撮影もそこそこに熱々のものをかぶりつく。こーれが、美味い。めちゃめちゃ美味い。コロッケの衣がサックサクで中が甘い。それにちょっと酸味がかったソースと合わさり凄いことになっている。


いやー来た甲斐あったわ。


無理だと思ったものが食べられたという喜びもあるかも知れないが本当に美味しい。これまでの疲れだとか食べられなかったショックとか忘れて夢中で食べた。本当に美味しいし、凄く嬉しい。

満足して女将さんにお礼を言ってホテルを出た。


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