缶詰と缶切りの歴史
缶詰が発明されたのは1810年のイギリス。「食べ物を長期保存できる!」「しかも瓶詰めみたいに割れたりしない!」(瓶詰めの発明の方が先だった)と、まさしく画期的な大発明だった。ところがこの時にはまだ缶切りが発明されていなかったのだ。イギリス紳士、のび太君みたいなずっこけをやらかしてくれる。
それではどうやって缶詰を開けていたのか?
…さらに調べてみると「ノミと金槌で開ける」「銃で撃って開ける」という方法がとられていたそうだ。
「銃で撃って開ける」!
確かに穴はあくだろうけれどそれでで缶全体を開くことができるのか?
何発も撃たないと、中身は出てこないだろう。
「銃で何発撃てば缶詰は空くのか」?というのにはすごく興味がある。
でも、銃はどう考えても調達も発砲もできないので、まず「ノミと金槌」を使って19世紀イギリスを味わってみようと思う。 |