帰りはアクアラインで帰ります
帰りは木更津から東京湾アクアラインを通るバスに乗ることにした。エア彼女もきっと喜ぶに違いない。
「ほら、あれが僕らが乗ってた小湊鐵道」
「 」(好きなセリフを入れてください)
木更津でバスを待つあいだ駅ビルのなかの楽器屋をひやかしてコーヒーを飲んだ。
女性と食事に行く場合、あまりお酒を飲まない人だとどこに行っていいのか分からないと言っていた。それは僕も分からない。どうすればいいんだろう。
「サイゼリヤかジョナサンでいいですかね」
と言っていたがそれが違うことは僕でもわかった。
「サイゼリヤ、家から近いんですよ」
拒絶するエア彼女
アクアラインは曇っていて海と空の境目がはっきりしなかった。あいにくの天気だったけどエア彼女はきっとツヨシがやることだったらなんでも喜ぶので喜んでいると思う(僕もおかしくなってきました)。
僕も宮城さんもはじめてだったので楽しかった
ラスト妄想
ふたりで居眠りしているあいだにバスは新宿に着いた。このあとの展開はどうだろう。
エア彼女とふたりでおどける宮城(右に同じポーズの緒川たまきさんがいるのはもう見えますよね)。
帰ってきてからのデートのシナリオはなかったみたいなので、その場で宮城さんに決めてもらった。妄想が決まるまでの思考を議事録風にまとめてみた。当然、発言は全員宮城である。
デパ地下でおかずを買って帰る(宮城) → 同棲していることになるのでそれはないのでは(宮城)
ごはん食べてかえる(宮城) → 居酒屋(宮城) 若くないのでそれは難しい(宮城) → レストラン(宮城) 賛成:デパートの上の適当な感じで(宮城)
決定:デパートの上で食事してかえる
エアデートは楽しい
きゃあきゃあ言いながら千葉に行って帰ってきた。中学生の春休みみたいで楽しかった。エアのままでもいいんじゃないか、そんなことも考えたが妄想の本気度がなくなるのでよくないですね。
「じゃあ僕ら、ごはん食べて帰ります」のようす
そしてこのあと宮城さんは仕事に向かった。