冷蔵庫にシールを貼っている人がいた！
と、そんな日々を過ごしていたある日のことである。またもやこのシール貼りに関して、急展開が訪れた。
なんと、冷蔵庫にシールをかっこ良く貼っている人を発見したのだ。はやり僕の運命はシールと共にある。そう確信せざるを得ない状況だ。
ここで目を引くのは、「シールの貼り方」よりも「シールそのもののかっこよさ」だ。ロックミュージシャンのシールが、すごくかっこいい。
知り合いいわく「好きな物を何も考えずに貼っていったら、こうなった」そうだ。
なんかこの発言もロックっぽい。この人はロック精神を白物家電にも行き渡らせた結果、こうなったのだ。
−あるジャパニーズロックファンの教訓−
それでは僕はどうしよう。特に音楽に詳しいわけではない。 少しの間考えて、僕は、当サイトをモチーフにしたシールを作って貼ることにした。
おかしいぞ、やっぱり今イチなままだ。
いや、いい加減認めよう。なんかゴミっぽいのは僕の手作りシールに問題があるのだと思う。あまり認めたくなくて、その件についてはここまで黙ってきた。
そして、この問題に関してはうすうす感づいていたので、実は市販のシールも買ってきておいてある。もう最後の手段だ。これも貼ります。
−自らの経験から−
最終的に当たり前と言えば当たり前の結論に達してしまった。 しかし思えば、幼少のころからのシール経験のブランクを、ほんのわずかの間に埋めたのだ。意味のない結論とは誰にも言わせまい。
そして、なぜ僕の母親が「冷蔵庫にシールを貼ってはいけない」としてきたかが、今ここではっきりと理解できたのだった。
なんで僕は、人の親になったような気分になっているのだろう
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