徐々に見えてきた英文法の世界の人の性格
念のためにいうと、もちろん参考書にはちゃんと日常で使えそうな文もたくさん載っていた(「テレビを見てもいいですか?」、「夜に外出してはいけません」etc…、書き出してしまうとどこか変な感じもしてくるのが不思議だ)。
改めて参考書を見て、私が学生だった頃の参考書の方がもっとずっとアクロバティックだったのではと思ったのも事実だ。
今回取り上げた文は、参考書から私がわざとへんなものを選んだというのは確か。
でも、それをふまえた上でいうと、英文和訳の世界の人はちょっとだけいじわるな面があるように見える。だって、「この洋服は古いですか」ってわざわざ聞くってなかなかないぞ。「彼は泳げませんよね」って、念押ししなくても。
撮影に協力してもらった安藤さんや工藤さんも、普段ないような状況の連続に、どういう表情をしていいか大変にまよっていた。
例えば、以下の2文。かなり表現が難しい。 |